コピー機による手作りです。
片側ページだけの印刷です。A5版。ホッチキスによるシンプルな製本です。

 以下あとがきより。
「私家版の詩集『観念の王水』は今からおよそ二十年前に書いた詩を編んだものである。一年以上前のことだがアトリエの整理をしている時、原稿用紙の束に気がついた。その瞬間それらがとても懐かしくまた無性にいとおしく思えてきた。破棄しようと当時思いそのまま放置していて存在すらすっかり忘れていたものだが、そこでそれらをとにかく整理してみようと思いたち、一九九八年十二月、およそ三〇〇篇の詩および詩のようなもの(アフォリズム)としてまとめ上げワープロに打ち込んだ。 それから時折、プリントアウトされたそれらを読み返している過程でそこに閉じ込められた詩精神の形がいわば生きて命あるもののひとつの曲線のように浮かび上がってきた。紙に記されたまま忘れ去られ作者にも無視され続けた言葉達に新たに息を吹き込み未来へと飛び立つ翼を与えたいと思う。今ここに三五篇の詩を選んで一本の詩集にするしだいである。本当のところこれらの詩が詩集という揺り籠の中で閉じられたまま永遠に眠り続けることこそがわたしの夢なのだが…。それぞれの詩篇が書かれた時期は以下のとおりである。」

T 精神の素描  一九七六年
U 観念の王水  一九七六年
V 路上の声   一九七七年
W 抽象を恐れよ 一九七七〜一九八〇年
X 意志の靴音  一九七七〜一九八〇年
口絵写真は『引き裂かれた湖』(一九七〇年制作、油彩)
一九九九年十二月

現在の詩集は2011.1.1再発行

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詩集「観念の王水」(私家版)































Yahoo オークションにて出品中。

出品は時々です。
2020.〜
定額1000円(送料無料 レターパックにて発送

詩集「観念の王水」はPDFで順次公開しています。2022.5.20〜
個人での利用のためのコピーは自由です。原寸大の製本の詳細は後日公開します。


PDFにて公開予定
目次


風が素描する

青いインクの万年筆で

ノートの枯れ葉
この紙にこの詩を
精神の素描
囚人
眠る詩集
Lの洞窟
闇のペン
観念の絵皿
王水に溶ける夢
観念の王水
この空は
どうどうめぐり
観念の男
異端のはじまり
私は狂っていた
倒錯の時
路上の声
風と老人
あなたへの挽歌
笛哀歌
憎悪の形態
副詞実験
世界を巡る断章
抽象を恐れよ
黙秘の形態
厳密な構成
空の下を行く
スケッチ
プラットホームにて
朝の儀式
意志の靴音
靴音から杖へ
鎮魂歌

あとがき